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テキストマイニングツールの使い方

最終更新日:2026年8月5日

使い方は「貼り付ける → ボタンを押す → 結果を読む」の3ステップです。会員登録も設定も要りません。このページでは、各グラフの読み方と、アンケート分析での使い方まで解説します。

基本の3ステップ

  1. テキストを入れる:入力欄に文章を貼り付けます。.txt / .csv ファイルのドラッグ&ドロップにも対応しています。文字コードはUTF-8とShift_JISを自動判別します。
  2. 「テキストマイニングする」を押す:初回だけ、日本語を単語に分ける辞書(約20MB)のダウンロードに十数秒かかります。待ち時間は文章の長さではなく、この読み込みでほぼ決まります。2回目からは数秒で結果が出ます。
  3. 結果を読む:要点サマリー・ワードクラウド・単語ランキング・共起ネットワーク・係り受けが一画面に並びます。
初めての場合は「サンプルで試す」がおすすめです。架空のカフェに寄せられたアンケート自由記述30件が入力され、全機能の動きを30秒で確認できます。読むだけでなく操作もなぞりたい場合は、トップページの「60秒ツアーで見る」を押してください。画面上で順番に案内します。

各パネルの読み方

この文章の要点(サマリー)

総文字数・総単語数・ユニーク単語数・文の数と、ポジティブ・ネガティブ判定を表示します。判定は文章中の感情語(「嬉しい」「不満」など)を数えた簡易的なもので、皮肉や否定形(「良くない」)までは判別できません。傾向をつかむ目安として使ってください。

ワードクラウド

単語の大きさはTF-IDF方式の重要度です。出現回数が多いだけの語より、特定の話題に集中して現れる語が大きくなります。色は品詞(名詞・固有名詞・動詞・形容詞・副詞)を表します。

  • 不要な単語はクリックすると除外され、その場で描き直されます
  • 除外した単語は下のリストに並び、押すと元に戻せます
  • 「PNG画像で保存」でそのまま資料に貼れます

単語出現頻度ランキング

単語・品詞・出現回数・重要度を一覧表示します。見出しを押すと並べ替えできます。全件をCSVで保存できるため、Excelでの追加集計にも使えます。

共起ネットワーク

同じ文に現れやすい単語どうしを線で結んだ図です。線の太さは結び付きの強さ(Jaccard係数)を表します。丸をドラッグして整えられるので、見やすく配置してからPNGで保存してください。話題のかたまり(クラスター)を見つけるのに向いています。

係り受け(簡易版)

「名詞→動詞(何が どうした)」「名詞×形容詞(何が どうだ)」の組を頻度順に一覧します。単語単位では見えない「対応が遅い」「説明が丁寧」のような評価の中身を確認できます。隣接パターンからの抽出のため、離れた語の係り受けは拾えません。

2つの文章を比較する

「2つの文章を比較」タブに切り替え、テキストAとBを入力します。それぞれに特徴的な単語(特徴語)と、両方によく出る共通語を表示します。特徴語は出現率の対数オッズ比で計算しており、単純な回数差より「その文章らしさ」を反映します。次のような比較に使えます。

  • リライト前後の記事で、話題の重心がどう動いたか
  • 自社と競合のサービス紹介文で、訴求の違いはどこか
  • 高評価レビューと低評価レビューで、言及される点はどう違うか

アンケートの自由記述をクロス集計する

「CSVクロス集計」タブでCSVファイルを読み込みます。条件は1行目が見出し行であることだけです。読み込むと列の一覧が表示されるので、次の2つを選びます。

選ぶ列例
自由記述(解析する文章)の列「ご意見・ご感想」「改善してほしい点」
属性の列「年代」「性別」「会員区分」(値の種類が20以下)

実行すると、属性の値ごとに「他のグループと比べて特徴的な単語」を上位10語まで表示します。回答データはブラウザ内で処理され、サーバーには保存されません。

Excelファイル(.xlsx)はそのまま読み込めます。1枚目のシートの1行目を見出しとして読み取ります。読み取れない場合(パスワード付き等)は、「名前を付けて保存」→「CSV UTF-8」で保存し直すと確実です。

音声入力で解析する

「音声入力」タブでマイクのボタンを押すと、話した内容がその場で文字になります。もう一度押すと止まります。文字になった内容は手で直せるので、修正してから「テキストマイニングする」を押してください。音声認識はブラウザの機能(Web Speech API)を使います。対応ブラウザはChrome・Edge・Safariです。

精度を上げる3つの設定

「詳細設定を開く」から、解析のノイズを減らせます。設定はこの端末に保存され、次回も同じ条件で解析できます。

  • 品詞の選択:話題だけを見たいときは名詞のみ、評価を見たいときは形容詞を含めると読みやすくなります
  • 除外する単語:「弊社」「当社」のような、多く出るのに意味を持たない語を登録します。ワードクラウド上のクリック除外と同じ効果です
  • 同義語のまとめ:「スマホ,携帯=スマートフォン」のように書くと、表記の揺れを1語として数えます

うまくいかないとき

症状対処
「解析辞書を読み込めませんでした」と出る通信環境を確認して、もう一度ボタンを押してください。社内ネットワークでCDN(jsdelivr等)が遮断されている場合は、別の回線でお試しください。
CSVが文字化けして読み込まれるUTF-8とShift_JIS以外の文字コード(EUC-JP等)は自動判別できません。UTF-8で保存し直してください。
マイクのボタンが反応しないブラウザのアドレスバー付近のマイク許可を確認してください。Firefoxは音声入力に未対応です。
共起ネットワークに何も出ないテキストが短い(数文程度)と共起ペアが2回以上現れず、図になりません。目安として500文字以上で試してください。

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