5つの手順で設置まで終わります
sitemap.xmlの設置は、次の5手順で完了します。所要時間は小規模なサイトで10分ほどです。
- URLを集めます。サイトのURLを1つ入れて巡回するか、CMSから書き出した一覧を貼り付けます。
- sitemap.xmlを作ります。載せるURLを選んで生成します。50,000URLを超えると自動で分割されます。
- サイトに置きます。公開フォルダにアップロードし、ブラウザでそのURLを開いてXMLが表示されることを確認します。
- robots.txtに1行足します。
Sitemap: 設置したURLと書きます。 - Search Consoleに登録します。「サイトマップ」を開き、設置URLを入力して送信します。
数日後にSearch Consoleで「取得できました」と表示されれば完了です。
URLの集め方は3通り。サイトの規模で選びます
状況に合う方法を選びます。判断の目安は、URL一覧を用意できるかどうかです。
| 集め方 | 向いている場面 | 上限 |
|---|---|---|
| サイトを巡回する | URL一覧が手元にない場合。URLを1つ入れると、リンクをたどって自動で集めます。 | 1回500ページ(ログインで3,000) |
| URL一覧を貼り付ける | CMSやデータベースから一覧を書き出せる場合。1行に1URLで貼り付けます。 | 上限なし |
| 既存のsitemap.xmlを読み込む | 今あるサイトマップを手直しする場合。lastmodなどの値を保ったまま編集できます。 | 上限なし |
「巡回の方が手軽では」と考えるかもしれませんが、大規模サイトでは一覧の貼り付けが確実です。巡回はリンクをたどる仕組みのため、どこからもリンクされていないページは見つかりません。CMSから出した一覧なら取りこぼしがなく、件数の上限もありません。
lastmodだけが実務で意味を持ちます
サイトマップに書ける任意の項目は3つありますが、効果があるのはlastmod(最終更新日)だけです。Googleは公式ドキュメントでそう説明しています。lastmodは再取得の判断に使う一方、changefreqとpriorityは使わないと明言されています。
| 項目 | Googleの扱い | このツールの初期設定 |
|---|---|---|
| lastmod | 値が一貫して正確なら、再取得の優先判断に使われます。 | 読み込んだ値・取得できた日付だけを残します。 |
| changefreq | 使いません。 | 出力しません(設定で有効にできます)。 |
| priority | 使いません。 | 出力しません(同上)。 |
全URLに今日の日付を入れると逆効果になります
「日付を新しくすれば早く再取得されるのでは」と考えるかもしれませんが、結果は逆です。更新していないページの日付まで動くと、Googleはそのサイトのlastmodを信用しなくなります。信用されなくなれば、本当に更新したときにも優先されません。
lastmodは、実際に内容を更新した日だけを書きます。正確な日付が分からない場合は、書かない方が安全です。このツールで「すべて今日にする」の横に(おすすめしません)と書いてあるのは、この理由によります。
載せてはいけないページが4種類あります
サイトマップは「このURLを検索結果に載せてほしい」という申告です。次の4種類は申告と矛盾するため、載せるとSearch Consoleでエラーや除外として報告されます。
- noindexを指定したページ:載せないでほしいと宣言したページを、載せてほしいと申告する矛盾が起きます。
- robots.txtで巡回を禁止したページ:巡回を断ったページの案内になり、指示が食い違います。
- 正規URLが別を指すページ:サイトマップには正規URLだけを載せます。指定先のURLを代わりに載せます。
- 404などで開けないページ:存在しないページの申告となり、エラーとして報告されます。
巡回で作る場合は、この4種類を自動で外し、外した理由を一覧に表示します。事情があって載せたい場合は、チェックを付け直せば載せられます。
50,000URLを超えたら分割して目次をつけます
1つのファイルに書けるURLは50,000件まで、大きさは圧縮しない状態で50MBまでと仕様で決まっています。超える場合は複数に分け、その一覧である目次(sitemapindex)を用意します。
登録するのは目次だけです。分けた個々のファイルを1つずつ登録する必要はありません。目次を1つ登録すれば、そこに書かれた全てのサイトマップが読み取られます。
なお、上限に届かなくても分ける価値はあります。10,000件や5,000件で分けておくと、Search Consoleでどの区分に問題があるかを掴みやすくなります。分割・結合のツールで単位を選べます。
設置とSearch Console登録の手順
1. サイトに置く
できたファイルを公開フォルダに置きます。置き場所は、載せたURLと同じサイトであれば自由です。ただしトップ直下(https://example.com/sitemap.xml)が管理しやすく、一般的です。
置いたあと、ブラウザでそのURLを直接開いてください。XMLが表示されれば正しく置けています。この確認を先に済ませると、URLの打ち間違いによる登録失敗を防げます。
2. robots.txtに1行足す
robots.txtの末尾に次の1行を追記します。この行があると、Google以外の検索エンジンにも場所が伝わります。
robots.txtがまだ無い場合は、robots.txt生成ツールで作れます。置き場所はサイトのトップ直下だけです。
3. Search Consoleに登録する
Search Consoleの左メニューから「サイトマップ」を開き、設置したURLを入力して送信します。分割した場合は、目次のURL(sitemap-index.xmlなど)を送信します。
送信直後は「取得できませんでした」と表示されることがありますが、数日待つと更新されます。1週間経っても変わらない場合は、URLの誤りかファイルの中身を疑ってください。検査ツールで原因を確認できます。
よくあるエラーと直し方
| 指摘 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 「&」がそのまま書かれています | URLに含まれる&記号は、XMLでは特別な文字として扱われます。 | & と書きます。このツールで作り直せば自動で変換されます。 |
| xmlnsがありません | urlsetに名前空間の宣言が抜けています。 | <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> と書きます。 |
| 相対URLは使えません | locに /page/ のようなパスだけが書かれています。 | https:// から始まる完全なURLで書きます。 |
| 別のサイトのURLが混ざっています | サイトマップを置いた場所と違うサイトのURLは無効です。 | サイトごとにサイトマップを分け、それぞれに設置します。 |
| lastmodの形式が正しくありません | 2026/08/17 のようなスラッシュ区切りは仕様外です。 | 2026-08-17 のようにハイフン区切りで書きます。 |
| 50,000件を超えています | 1ファイルの上限を超えています。 | 分割・結合のツールで分け、目次を作ります。 |
作ったあとに続けること
サイトマップは一度作れば終わりではありません。ページを増やしたり作り直したりすると、中身がずれていきます。
- 公開のたびに更新します。新しいページがサイトマップに無ければ、検索エンジンへの通知が遅れます。
- 作り直しの前後で比べます。比較ツールで前後を突き合わせると、意図せず消えたページに気づけます。
- 定期的に検査します。CMSの設定変更で書き方が崩れることがあります。月に一度検査すれば、崩れを早く見つけられます。
仕様の原典は sitemaps.org のプロトコル説明 と Google検索セントラルのサイトマップ解説 です。このラインナップの生成と検査は、この2つに沿って作られています。